羽があったら休めたい

じめんに おりて からだを やすめる。 さいだい HPの はんぶんの HPを かいふく する。

【SVシングルS8 最終351位/最高2029最終2008】神塩月竜スタン

みなさんこんにちは。

久しぶりの更新です。

 

まずはシーズン8お疲れ様でした。

僕は最終351位、レートで言うと最高2029最終2008という結果でした。

個人的にはSV環境は苦手意識が強くなかなか納得のいく結果が出せていなかったので、レート2000という1つのラインをようやく越えられたのは嬉しかったです。

最終レートと順位



 

使用構築の概要はこちら。

 

使用構築(レンタルあり)

では早速以下で解説していきたいと思います。

 


構築経緯

序〜中盤にランクバトルに潜っていたところ相手のガチグマがガチすぎて勝てなかったため、一旦自分で使ってみることにしました。

型はごく普通の陽気ASの草分け持ち@火炎玉で採用したのですが、

  • ハバタクカミ/パオジアン/テツノツツミのSラインを抜くには草分け2回以上が要求されるが、実際にはそんな余裕がある対面は少ないため、雑に投げると上から縛られるだけのポケモンになってしまう。
  • 素の耐久は高いのに、火傷のスリップにゴツメなども合わせると意外と硬くない。

という2点が弱みであると感じました。

トリックルームなどを絡めてサポートすることも考えましたが、他に単体性能が高い型は無いか考えた結果ADベースのチョッキ型を思いつき、これを構築のスタートとしました。

 

次にガチグマの苦手なウーラオスに後投げ出来て、物理全般に削りを入れられるゴツメ枠として自然に採用できるポケモンが居ないか探したところカイリューが候補に上がってきたため2匹目に採用しました。

続いてこの2匹だと相手のパオジアンが重いため、パオジアンと打ち合えるアタッカーかつ単純なスペックが高いことを評価してウーラオスを3匹目に採用しました。

 

4匹目には前述の理由から高速ポケモン(ハバタクカミ/パオジアン/テツノツツミ)の中から1匹を採用したいと考え、その中でもメインウェポンが命中安定であること、カイリューの神速が無効であることを評価してハバタクカミを選択しました。

 

この4匹をベースに色々と試していたところ、受け構築への崩し要素が不足していると感じたため、受け構築に強く並びで見た時の相性も良いサーフゴーを崩し枠として採用しました。

 

最後の1枠は悩みましたが、求める要素が

  • ここまでの5匹と相性補完がある
  • 最低限の引き先になれる
  • 環境に対して強い要素がある

の3点であったため、これらを満たす尚且つ使い慣れていることを鑑みてキョジオーンを採用し、構築が完成しました。

 


コンセプト

  • 幅広い相手に対応できる構築
  • 下振れを出来るだけ避ける

 


単体解説

(妖)ハバタクカミ@こだわりスカーフ こだいかっせい

ムーンフォースシャドーボール/10万ボルト/サイコショック

控えめ 68-*-204-116-4-116

HB 陽気水ウーラオスの水流連打を確定耐え

C 11n

D 4振り

S 最速スカーフガブリアス抜き

 

高速高火力アタッカーとして唯一無二の性能を誇るポケモン

技構成については滅びの歌やパワージェム、マジカルフレイムなどなど使った技はいくつかありますが、ここでは最終日使っていた構成を記載しています。

が、ほぼムンフォとシャドボしか打ってないです

 

持ち物は環境的にはブーストエナジーが主流でしたが、今回はスカーフで採用しています。

スカーフのメリットはC>Sでも1.5倍速になれる点であり、これは明確な差別化点です。

また、個人的に使いやすく感じている点でもあります。

 

後発性能が高く、多くの試合で裏から投げて通すプランを立てて選出していました。

 

(鋼)連撃ウーラオス@パンチグローブ ふかしのこぶし

水流連打/ドレインパンチ/雷パンチ/ビルドアップ

陽気 0-252-0-*-4-252

 

最終日は剣舞一撃ウーラオスとコロコロ変えながら潜っていましたが、最終的に使っていたこちらを記載。

構築経緯ではパオジアンに強いことを採用理由の一つとして挙げていましたが、パオジアンに対してはどちらかというとキョジオーンを投げることの方が多く、結果的には受け寄りサイクルに後述のサーフゴーと合わせて投げ、崩す役割を担っていました。

 

(余談)

この個体は知人から譲ってもらった個体で、化身ラブトロスのメロメロボディ意識で♀を採用しています。

当初はスカーフを使っていたため意味があったのですが、最終的にグローブを持たせたため接触機会が無くなり♀にした意味もなくなってしまいました・・・

 

(無)カイリューゴツゴツメット マルチスケイル

神速/地震/電磁波/羽休め

意地 196-244-4*36-28

H 16n-1

A 出来るだけ高く

B 4振り

D 臆病ハバタクカミの妖テラス眼鏡ムンフォをマルスケ込み確定耐え(控えめだと9/16耐え)

S 麻痺込みで最速テツノツツミ抜き

 

SV最強ポケモン

今回はHAゴツメ電磁波という少し珍しい型で採用しています。

 

ゴツメが発動するとHBベースを想定されることも多く、そこに予想外の火力+神速で削り切れる(具体的には無振りウーラオスがゴツメ×2+地震+神速で大体落ちる、無振りガチグマがゴツメ×2+火傷ダメ×2+地震+神速で大体落ちるetc)こともあった反面、鉢巻持ちなどの高火力を受け切れる訳では無いので後投げが効かないこともあり一長一短だと感じました。

 

また電磁波は主に後続のサポートとして使いましたが、特にガチグマが中速ラインを抜けるようになるため並びとしての対応範囲が広がる良い技でした。

敢えて欠点を挙げるとするならばこの構築唯一の命中不安であることぐらいです。

 

(鋼)サーフゴー@おんみつマント おうごんのからだ

ゴールドラッシュ/サイコショック/悪巧み/自己再生

控えめ 228-*-0-252-0-28

H あまり(16n-1)

C 特化

S 無振り85族+3

 

受け構築メタです。

「ピンポイントな技構成になっても良い」という前提であれば受けを崩すことはサーフゴー以外にも色々なポケモンで実現可能ですが、その中でサーフゴーを選んだのは「見た目がサーフゴーである」という強みがあると考えたからです。

補助技を受けないという特性を持つ以上、そういった搦め手をメインで戦うポケモンに対しては選出画面の時点で大きな圧力をかけることが出来ます。

 

もちろん単なる見せポケではなく、役割対象に投げればしっかり崩せる性能を持っているので、主にハピドヒドなどの受けループ〜チオンジェン絡みの低速寄りのサイクル相手に活躍してくれました。

カイリューと並んだ時の相性も良く、構築の1ピースとしてしっかりハマったと思います。

 

(毒)キョジオーン@たべのこし きよめのしお

塩漬け/ヘビーボンバー/まもる/自己再生

腕白 252-0-164-*-92-0

H ぶっぱ

B 意地パオジアンの聖なる剣を残飯込みで2連最高乱数以外耐え

D 控えめハバタクカミの妖テラス眼鏡ムーンフォースを13/16耐え

 

一言で言うと神。

 

当初は補完枠として採用したものの、対策していない相手を完封できる異次元の性能があり、選出画面ではまずこのポケモンを選出して良いか?というところから選出を組み立てていました。

何なら多少対策されていても技選択次第で対策を飛び越えることも出来てしまいます。

 

今回は構築単位でハバタクカミがやや重いこともありヘビーボンバーを採用。

初手に出てくる妖テラス眼鏡ムンフォを耐えてヘビーボンバーで返してeasy win、という展開も多くあったのでこの採用は正解だったと思います。

 

レギュBの頃からキョジオーンを使い続けていたのもあって、練度が高まってきていたのも今回の結果に繋がったと思います。

 

(炎)ガチグマ@とつげきチョッキ こんじょう

地震/ヘビーボンバー/冷凍パンチ/炎のパンチ

意地 0-252-0-*-220-36

A 特化

D 特化ハバタクカミの眼鏡ムーンフォースを2耐え

S 麻痺込みで準速ウーラオス抜き

 

今回の構築のスタートです。

 

H130-B105という持ち前の物理耐久とD振りチョッキのおかげで対面性能がとてつもなく、初手に投げて1.5〜2匹持っていき一瞬で勝ち、みたいな試合がザラにありました。

 

技構成はノーマル技が打ちたい場面が少なかったためノーマル技を不採用とし、一致打点で耐久を下げない地震+範囲をとった3ウェポンとしています。

この構成で困った場面はほとんどありませんでした。

 

特性はテラスタルを切った後もシャドーボールに耐性を持てる防弾も候補でしたが、発動場面が限定的すぎるため状態異常を受ける方が多いと判断し根性で採用しました。

毒菱展開に対して敢えて毒菱を踏んで火力を上げる、みたいな場面もあったのでこれでよかったと思います。

 

ラスタルはサーフゴーのゴールドラッシュとハバタクカミのムーンフォースに耐性をつけ、炎のパンチの打点増強にもなる炎を選択しました。

(一応パオジアンの氷柱にも耐性がつくが積極的にやりたい立ち回りではない)

 

このポケモンは9世代で活躍するポケモンの条件の1つである「そもそもの種族値の高さ」を持っているため、もっと型の開拓が進みそうなポケモンだと感じました。

 


基本選出

  • キョジオーン/カイリュー/ハバタクカミ
    • 一番スタンダードな選出。キョジカイリューで荒らしてカミでスイープを目指します。
  • ガチグマ/カイリュー/ハバタクカミ
    • キョジオーンが投げにくい時の選出。ガチグマを対面的に動かしながらカイリューカミで詰めを狙います。
  • サーフゴー/ウーラオス@1(概ねカミ以外)
    • 受け、低速サイクルへの選出です。カミは受け構築への性能が高くないので基本お休み。(滅びがある時は例外)

 

大体はこの3つのうちいずれかで、時々相手の構築に応じてカイリュー/サーフゴー/ハバタクカミ、キョジオーン/ガチグマ/ハバタクカミ、キョジオーン/ウーラオス/ハバタクカミなどを投げることもありました。

 


総括

今回はSV初のレート2000ということで、9世代の目標としていたレート2100と最終2桁にはまだ程遠いものの、1つの区切りとして納得のいく結果だったんじゃ無いかなと思います。

 

S9は最終日潜れないことが確定しているためまったりプレイの予定ですが、S10以降はまた最終2100と2桁順位を目標に頑張っていきたいと思います。

 

何かあればコメント または X(Twitter)@aPnKdMyN までどうぞ。

 

今回はここまでです。

それでは〜。